[Stable Diffusion]ノートPCで簡単に画像生成を楽しむ!オススメのノートPCを紹介!

画像生成AIの「Stable Diffusion」をやりたいけど、何を揃えてよいかわからない!
そんな方のために、Stable Diffusionで遊ぶために揃える必要がある「持ち物」をまとめました!

[2023.07.06更新]

[Stable Diffusion]ノートPCで画像生成を楽しむ!オススメのノートPCを紹介!

そもそもStable Diffusionって何?

Stable Diffusionは「入力されたプロンプト(呪文)」をもとに画像を生成する「訓練済のAIモデル(Diffusion Model)」を搭載した画像生成AIです。ユーザーは作成したい画像のイメージ(例えば、氷のお城や高層ビルが建ち並ぶ都会、など)を英単語で区切って入力することで、様々な画像を作成できます。

Stable Diffusionを使うと超簡単に「神絵師が描いたような美少女イラスト」を生成することができます。

いまから始めて大丈夫?

結論から言うと、全然大丈夫です。

むしろ、これから当たり前のように世界に浸透するので、思いたった時にはじめましょう!

従来、Stable Diffusionは、最低限の簡素なUIで利用するしかなく、特に操作性に難がありました。
しかし、Stable Diffusion WebUI(Automatic1111)といった無料のWebユーザインターフェースが公開されており、簡単な操作でが画像を生成することができるようになっています!

Stable Diffusionを動かす環境

Stable Diffusionを使用する際にGoogle ColaboratoryといったWebサービスを利用されている方も多いかと思います。
しかし、最近Google Colabの無料での使用が大きく制限され、Webサービスでは月額費用がかかったりするようになりました。

欲しいイラストを生成するにはかなりの回数の画像生成にトライする必要があるため、これらの制約に縛られることなく使用できるローカル環境を構築するのがおすすめです。

メリット デメリット
自分のパソコン
(ローカル環境)で使う
・無料で無制限の利用が可能
・カスタマイズし放題
・それなりのスペックのパソコンが必要
ブラウザ上で使う ・低スペックのパソコンでも可能
・OSによる違いがない
・クラウドの知識が必要。
・一部、課金要素がある
・枚数制限があるなど、自由度が低い

 

Stable Diffusionのローカル環境を整える

必要なもの

Stable DiffusionはNVIDIA製のグラフィックボード用に開発されているため、NVDIA製のグラフィックボード(グラボ)が搭載されたPCが必要になります。

グラフィックボードって何?

グラフィックボードとは、別名:ビデオカードとも呼ばれる映像をパソコンのディスプレイに出力するためのパーツです。
画像処理に特化して計算を行う半導体チップ
「GPU」を搭載しており、ゲームや映像関連の分野で活躍します。
Stable Diffusionで画像を生成する際のスピードに関わってきており、

新しい機種は、RTX 40xxです。一世代前のRTX 30xxシリーズもまだまだ現役で活躍しています。
新規に購入する場合、こちらが搭載されているパソコン(PC)を選ぶとよいでしょう。

簡単に言うと、RTX 40xx or RTX30xx が搭載されたゲーミングPCや画像編集用PCを揃えれば、「Stable Diffusion」の環境が整います。

ゲーミングノートPCはオススメ

良いグラフィックボードが搭載しているゲーミングPCはデスクトップPCとなりますが、デスクトップPCは移動して使えないので、不便です。
そこで持ち運びに便利なゲーミングノートPCを選択するのも良いかと思います。

私はRTX4060搭載のガレリア XL7C-R46を購入しました。
カスタマイズはあまりできませんが、RTX4060を搭載したノートPCでかなり安価な機種で、コスパはとても良いです。
この機種を使って、Stable Diffusionを使った画像生成を楽しんでますが、快適に使えています。

20万円以下で購入できる、RTX40系を搭載しているノートPCとしては、かなりオススメできます。

 

いろいろなメーカーでRTX4060系を搭載したノートPCが充実してきました。

 

高額モデル

RTXの40系のノートPCの上位種も充実してきました。
高解像度の画像生成をしたい方には、以下の商品も選択肢に入ってくると思います。

安価なモデル

RTXのグラフィックボードを搭載している安価なモデルを紹介します。
RTX30系もまだまだ現役です。

画像やモデルの保管先の外付けHDDを選ぶ。

Stable Diffusionをやっていると、ものすごい量の画像ファイルを生成することになります。
また、モデルファイルをあれもいい、これもいいと、選び複数のモデルファイルを保管したりしていると、PCを購入した際に、標準で500GB、1TBの大きい容量のモデルのPCを買ったとしても、いつかは容量が不足してきます。
容量が不足すると、PCの動作が不安定になったりすることもあります。

そこで、事前に外付けHDD(ハードディスク)を準備してはいかがでしょうか。

外付けHDDの種類

据え置きタイプ

決まった場所に設置して利用するのが、据え置きタイプの外付けHDDです。
6TBや8TBといった大容量モデルも豊富にラインナップされていますが、電源はコンセントから取る必要があるので、設置場所を検討する際は留意しておきましょう。稼働音が気になる場合は、ファンレスや防振構造を採用したモデルがおすすめです。

ポータブルタイプ

自宅でだけでなく、外出先に持ち運んで利用したい方におすすめなのが、ポータブルタイプの外付けHDDです。
コンパクトなため、バッグやリュックにスッキリと収まりラクに携帯できます。

USBポートから電源がとれるため、近くにコンセントのない環境でも使えます。
ただし、衝撃に弱いので、頻繁に持ち歩く場合は耐衝撃性能の優れたモデルを選ぶと安心です。

オススメの書籍

神絵師になるために、Stable Diffusion関連の書籍を1冊は目を通すことをお勧めします。
本を読むことでStable Diffusionインストール方法から設定方法、基礎概念など直ぐに体系的に理解することができます。

Kindle unlimitedに入会すれば、Kindle unlimited内の書籍が一定の価格で何冊でも読み放題になります。
2023年6月時点でStable Diffusion関連の書籍が多数書庫にありました。
Kindle unlimitedでのオススメの本は以下になります。
Kidle unlimitedは初回30日は無料で、月額980円です。2冊読むと元が取れるのでとても安いです。
サクッと短期間だけ入会をして、一気に読んでしまうという手もあります。
サンプルの目次を読むだけでも、いろいろな用語を知ることができます。

キャンペーンはプライム会員限定で、Kindle Unlimitedに初めて登録する人はもちろん、再登録者も対象になることがあります。実際に自分がキャンペーンの対象かどうかはKindle Unlimitedの登録ページを開いて確認してください。

生成AI画像のグラビアなど、続々書籍化!

Kindle Unlimitedに入会すると無制限で見ることができるAI生成グラビアの書籍が充実してきました。
この構図、いいなぁと勉強になるものも沢山あります。
Kindle Unlimitedに入会した際には、ぜひお試しを。

最後に

Stable Diffusionを使えば、簡単操作で「神絵師が描いたような超美麗イラスト」がホントに短時間で手に入ります。

最近、私もStable Diffusionをやりたいがためだけに、ゲーミングPC(ガレリア RTX40系搭載モデル)を購入してしまいました。
ついPCの前で時間を忘れて、画像作成に夢中になって取り組んでしまいます。
プロンプトに呪文を書き込み、Generate(画像生成)ボタンを押したときのワクワク感は、何度やっても楽しいです。
興味がある方は環境を整えて、新しい技術を楽しんでみては、いかがでしょうか。

PCを買ってすぐに、こんな画像が作れるようになります。

 

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